雲の上に浮かぶ天空の城竹田城

近年、テレビなどでよく紹介されたことでブームになったものに、兵庫県朝来市にある「天空の城竹田城」があります。

ジブリのアニメ「天空の城ラピュタ」のように、お城が雲の上に浮いているかのように見えます。そのことから、竹田城は「日本のマチュピチュ」とも呼ばれています。

雲の上に浮かぶように見える原因が、「雲海」の出現です。富士山のような高い山に行くと経験することがありますが、自分のいるところより下の方に雲が一面に広がります。あれが雲海です。

雲海の発生

高い山に行けばいつでも雲海が見られるわけではありません。そもそも雲海というのは、山間部の空気中の水分が瞬間的に冷却されたことで霧が発生し、それが一面に広がったものです。

霧が発生する原理は、まず放射冷却によって地面が冷やされます。それに伴い、地面付近の水蒸気を含んだ空気が冷えます。空気の温度が低下することで水分が飽和状態を通り越し、はじき出された水分が霧になります。

この時、風が強いと空気が流れていってしまうので、無風状態に近い時ほど発生しやすくなります。

雲海に適した気象条件

以下のような気象現象が重なると、雲海が出やすくなります。
1.日中と夜の気温差が10度以上と大きくなる。
2.大気が安定し、風が少ない。
3.湿度が高い。
4.良く晴れている。
以上の条件を満たすと、雲海を見ることができます。

地域や標高によっても変わりますが、雲海のできる気象条件が揃いやすいのは9月下旬から12月上旬で、時間帯は夜明けや陽が沈む頃に見られます。

天空の城を見るベストポイント

竹田城の雲海が見られるスポットはの中でベストポイントは、竹田城の東南に位置する朝来山の中腹にある「立雲峡」です。複数ある展望台の内、一番高い第一展望台からは城の全景が見渡せます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です